ホロホロ





はじめて見たの

弱気なあなたを 涙と嗚咽を吐き出して

必死にしがみついて 生きようとして

呼吸を 繰り返して




はじめて 知ったの

あなたがもう長くないことを

うつむいて 涙隠して

あなたは 笑ってたね


蝉の声 泣き止む 文月 吹き出す言の葉燃えて ひらり落ちる

もう あなたと 帰る 事ができない



いっそ連れていって
奈落まで 落ちていきましょう
ホロホロ泣いた 染みる声枷に咲いた 文月夜

まだ 動き出せずに








白い顔を 温めて このまま

1つになれたら 傍まで行けたら

夢にまで見ても 夢であればいいのにな――‐‐‐‐‐






いっそ連れていって
目覚めない 夢の中 その奥まで
ホロホロ流れた 涙を飲ませて 頬を撫でて

名前を呼んでももう返事もないね

いっそ連れていって
あなたがいない世界で息をして
ホロホロ笑って そんな自分に呆れて

自分も終わってしまおうかな






ホロホロ泣いて



ホロホロ泣いて



夢の中 言われたの

「君は生きて」


いっそ連れていって
奈落まで 落ちていきましょう
ホロホロ泣いた 染みる声枷に咲いた 文月夜

まだ 動き出せずに

いつまでも泣いて
奈落まで落ちきったら
ホロホロ泣いて また笑って
紅い文月夜 咲いた手のひらに
さよならを託した

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

ホロホロ

ホロホロホロホロ

鳴いて泣いたポロポロと

閲覧数:28

投稿日:2017/03/31 17:12:21

文字数:593文字

カテゴリ:歌詞

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