A
一粒だけ、実をつけたの。
朽ちるだけの赤い実
ひとつでいい、それでいいの。
苦いだけの赤い実

B
直しては また 壊れてく まわる、私。
ゆりかごに また 揺られては 眠る、私。

S
ゆらり、揺らめくたび 霞む、蜃気楼
ここで、息をするの。
めまい、めまぐるしく 進む、砂時計
私が、消えてゆく。

2A
一粒だけ、実をつけたの。
朽ちる前に潰して
ひとつならば、忘れられる。
苦いだけの赤い実

2B
直しては また 壊れてく まわる、私。
ゆりかごに また 揺られては 眠る、私。

2S
響く、ひび割れてく 夢と、陽炎と
ここで、踊るワルツ
とける、時計の針 ちぐはぐな螺旋
私が、消えてゆく。

C
見てて。
崩れても、朽ちても 足取りはほら、軽くなる。
私だけ、ひとりで お遊戯するの、いつまでも。

3S
ゆらり、揺らめくたび 霞む、蜃気楼
ここで、息をするの。
甘く、甘えるよに 終わる、砂時計
私が、消えてゆく。

4S
響く、ひび割れてく 夢と、陽炎と
ここで、踊るワルツ
ぬるく ぬかるんでく ちぐはぐな螺旋
私が、消えてゆく。

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A
ひとつぶだけ みをつけたの
くちるだけの あかいみ
ひとつでいい それでいいの
にがいだけの あかいみ

B
なおしては また こわれてく まわる わたし
ゆりかごに また ゆられては ねむる わたし

S
ゆらり ゆらめくたび かすむ しんきろう
ここで いきをするの
めまい めまぐるしく すすむ すなどけい
わたしが きえてゆく

2A
ひとつぶだけ、みをつけたの
くちるまえに つぶして
ひとつならば わすれられる
にがいだけの あかいみ

2B
なおしては また こわれてく まわる わたし
ゆりかごに また ゆられては ねむる わたし

2S
ひびく ひびわれてく ゆめと かげろうと
ここで おどる わるつ
とける とけいのはり ちぐはぐな らせん
わたしが きえてゆく 

C
みてて
くずれても くちても あしどりは ほら かるくなる
わたしだけ ひとりで おゆうぎするの いつまでも

3S
ゆらり ゆらめくたび かすむ しんきろう
ここで いきをするの
あまく あまえるよに おわる すなどけい
わたしが きえてゆく

4S
ひびく ひびわれてく ゆめと かげろうと
ここで おどる わるつ
ぬるく ぬかるんでく ちぐはぐな らせん
わたしが きえてゆく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

朽ちて揺らめく時のワルツ

廃退的世界なイメージ。

作曲はmaxzさんです。

閲覧数:182

投稿日:2017/04/10 06:31:53

文字数:1,076文字

カテゴリ:歌詞

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