遠くから響く誰かの声 真昼なのに昏(くら)い地上
行きかう雑踏の中 その息をも殺して 何でもないものになりきろうとしていた

突き刺さる白い眼 毒を含む囁き 消えようとすればするほど気になって
薄れてく影落とす肩に 降り注ぐ意地悪なcold rain

なぜ 皆と同じになれないの?
自分だけ平和に笑えないの?
哀しいことがあまりにも多すぎて
泣くこともできなかったんだ

ホントは楽しくもないのに
道化のふりして crack a smile
“僕”はどこにいるの?
言いたいこといつも閉じ込めたまま…


――――僕は、今、変わる。


もっと!駆け抜けて Cut so sharp!
吠えるチープな喧騒切り裂いて
ぐっと!心燃やせ Burn so hot!
焦がせば焦がすほど 白く

捨てゆくだけの過去になど消せない
熱き炎をその胸に宿せ

彼方で蠢(うごめ)く何かの影 目に映る奇妙に明るい世界
何にも見えない 真実も嘘も 見渡す限りのまばゆい白い夜

隠された悪意 怖れと嘲笑 煌めく闇から飛んでくる石
紅い汗握る掌に降る 少しも温かくない bright shine

なぜ 皆と同じでなきゃならないの?
ありのままでいてはいけないの?
孤独にあまりにも冷めすぎていて
笑うこともできなかったんだ

何千何万撃たれ倒れて
さえない格好のままで one more chance
“僕”はどこにあるの?
本当に欲しいもの見えないまま…


――――僕は、今、変わる。


もっと!吹き荒れて Shoot with blam!
騒ぐ卑怯なギャラリー黙らせて
きっと!研ぎ澄ませ Freeze so hard!
降らせば降らすほど 黒く

巡る明日に待つ壁も阻めない
鋭き吹雪をその胸に宿せ

心の中では いつも たぎる別の魂が渦巻いてる
柄にもない弱いふり するくらいなら いっそあきれるほど強がりになれ!

もっと!強くなれ Thrust them up!
もうどうでもいいさ 理想なんて
ぐっと!吼え叫べ Blow all around!
余計なものは、要らない。

Get down! ぶつかり合う Fire&Flost
縛られてた光景が色褪せてく
Raise Up! どこまでも passionire
揺らぐこの世界 鮮やかなモノクローム

相反する二つの猛り狂う概念
両極が出会う 意味が生まれる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

激情モノクローム

「誰にも止められない、激しい感情」。

世間から受け入れられない、“熱すぎる”ものと“冷たすぎる”ものを持った二人の叫びです。

私は基本みんなに合わせた“平均値”でいたい、空気が読めてなきゃだめだ、みたいな考えはあまり好きではありません。「出る杭は打たれる」ことを恐れるのではなく、ときには思いっきりあるがままの自分を叫ぶことができたら、という思いを込めて書きました。

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投稿日:2013/08/21 14:28:28

文字数:1,007文字

カテゴリ:歌詞

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