足早に 時は過ぎ
残酷な 軌跡残す

足元では 影は小さく
干涸び割れた地面を壊して

明日はどこからか 希望はあるのか 問いかけても
答えなどはなくて 声は吸い込まれ 静寂があるだけ

人は 汗を流し血を流すばかりで 許されていないのならば
何故に 思考し挑み破れる力を 与えたか


永遠などと 呪いをかけて
救済の糸 自ら離して

愛は苦しいだけ 痛みを知るだけ 理解しても
一人の夜を越え 次の朝迎え 再び探しだす

人は 生まれ落ちるその時も去る日も 孤独しか持ち得ないのに
何故に ぬくもり記憶や言葉を 長く 刻むのか

やがて 暗闇にも慣れ始める 夢をみることすら失せて
数を数え 星を見上げながら 願いかけることさえも

月は巡りて まだ見ぬ日ならば 変わる兆しの訪れがあると
今をひたすらただひたすらにと きつく生き抜いていくとするなら

人に新しき日のある事を 祈り また歩く


★読み方と簡単な譜割 ()は一音に当てています★

あ しばやに と きはすぎ
ざ んこくな き せきのこす

あ しもとでは か げはち いさく
ひ からびわれた じ めんをこわして
 
あ したはどこから か きぼうはあるの か といかけても
こ たえなどはなく て こえはすいこま れ せい (じゃ)くがあるだけ

ひとは あせをながしちをながすば かりで 
ゆるされていないのならば
なぜに しこおしいどみやぶれるち からを あ た え たか

(えい) えんなどと の ろいをかけて
(きゅ) うさいのいと み ずからはなして

あ いはくるしいだ け いたみをしるだ け りかいしても
ひ とりのよるをこ え つぎのあさむか え ふた たびさ がしだす

ひとは うまれおちるそのときもさ るひも 
こどくしかもちえないのに
なぜに ぬくもりきおくやことばを ながく き ざ む のか

やがて くらや みにもな れはじめる ゆめを みることすら う せて
かずを かぞえ ほしをみ あげながら ねがい かける  ことさ えも

つきは めぐりて まだみ ぬひならば かわる きざ しのおとずれがあると
いまを ひたすら ただひ たすらにと きつく いきぬ いていくとするなら

ひとに あたら しきひのあることを いのり ま た あるく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Tears

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テーマは哀しみです。

閲覧数:177

投稿日:2015/11/22 18:22:13

文字数:976文字

カテゴリ:歌詞

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