フィクション

自分を嫌いだと言っておけば
許されるような気がしていた
歪んだ自己愛の犠牲者よ
どいつもこいつも自分が大事なんだ

愛されていたはずの君は
汚れないために空へ落ちた
青く澄んでいく遠い夏が
待ち遠しくて窓を開けた

死とは救いだと 悟った顔した延長戦
5月の風掠む 君の髪を重ねている

それは素晴らしい錯覚だ
何もわかっていなかった
誰もが特別だから
神は君を選ばなかった だけ

鐘が鳴って死んでく日 知らない顔で君が笑う
また来世で会おう 光が胸を満たしていく

それは素晴らしい錯覚だ
これからどう生きてけばいいの
甘ったれな僕らには
残酷で美しすぎた戯作

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

フィクション

閲覧数:90

投稿日:2018/06/06 19:27:35

文字数:290文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました