嘘つきなのは生まれつきで パラドクスの雨
染みこむほどに乾いてゆく 未来への憧れ
あきらめの傘 穴が開いて 溢れそうな夢 
けれど最後に手を隠して 台無しな流れ

つながりなんて どうでもいいの
絡まりながら 切れてしまっても
その糸の先 握ってるのは いつだって
わがままな私だから 

フラクタル 鏡の中の鏡に映る世界の真ん中で
私だけが見る夢に間違いなんてないわ
何もかも 忘れているだけのこの予定調和の楽園で
風が乱してく花の軌跡を見つめてるの


孤独と自由 入れ替えても 釣り合わないから
人々の駒 組み合わせて 隙間を埋めてた
足りないものはいらないもの 居場所をなくした
やがてすべてが見えなくなる 使い捨ての罠

飛べない羽根で 敷き詰めた空
境界を無くす 地平線から
白い光が闇を照らして さらけ出す
泣き笑い顔したエゴ

フラクタル 裏表のないフリした蒼いシーツの海原
溺れるように泳ぐ迷い子がすがる藁は
いつか見た 幼い頃の私の不確かなあのイノセンス
閉じ込めて強さに変えた幻想からの目覚め

フラクタル 鏡の中の鏡に映る世界の真ん中で
私だけが見る夢に間違いなんてないわ
何もかも 忘れてゆくだけのこの予定調和の楽園で
風に乗る想いの果てに咲く花を待ってるの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Fractal Ego

コバイチ氏の曲へ寄せて。
http://piapro.jp/t/JpOD

読み方補足:
未来(あす)、境界(さかい)

閲覧数:148

投稿日:2015/04/03 21:35:14

文字数:542文字

カテゴリ:歌詞

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