胡蝶の夢
作詞:りんろんた

泳ぐようにたゆたう さまよえるこころも きっと
胸の痛みも全て いつか消える夢

草をかきわけ 野原を貫く足音を聞く
一人の少年が蝶を追う その姿が見える

目と鼻の先 あと少し
少年はそっと手を伸ばすが
決して触れない幻のように
ひらりと 指をすり抜けてゆく

少年は蝶を追い 春を駆け抜けてゆく
終わらぬ野原の終わりまで 刹那を飛ぶ蝶

季節を数え 何度めかの春がまた訪れた
あの少年の目は遠く 高くを眺めるばかり

誰に教わるでもない しかし 大した自信も持てずにいる
変わりゆく日々 不安な明日 行方知れずの心

少年は夢を見た 蝶になる夢を
全ての悲しみを忘れ 風の吹くまま

少年が追っていたのは 他でもない この夢
「あの 泳ぐように たゆたう 蝶になりたい!」

いつか必ず 夢は覚めゆく まぼろしも消える
何度も 何度でも 逃げられて見失っても
少年は 知らない景色へ 翔けてゆく
不安などない 過ぎ去ってゆくだけ

「季節が幾度めぐり 世界が変わっても
 僕は僕であり続けたい 生まれ変わって
 そしていつか いつの日にか 僕は目を覚まして
 あの 泳ぐようにたゆたう 蝶になるんだ!」

(ラララ♪)

 少年は蝶を追い続け 春を駆け抜けていく
 終わらぬ野原のその先へ 一春を超える蝶

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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胡蝶の夢

胡蝶の夢(http://piapro.jp/t/SbtE)の歌詞です。

閲覧数:122

投稿日:2014/05/13 09:38:55

文字数:569文字

カテゴリ:その他

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