壁の向こう側 広がる道は無く
誰かの声は 責める様(よ)に聞こえた
何を選んで何を捨ててきたか
もう一度胸に 聞いてみるがいいさ

夢はいつも甘美なものじゃない
それさえも忘れて
今日も明日の自分を盲信して
生から逃げた

綺麗な花から枯れていくのが
この世の定めとでも言うように
ああ 歩道は雨に落ちた花弁で色付いて
必要不可欠だった者は皆
不必要で可決されたんだろう
ただ一人雨の中 立ち尽くした


「透明であれ」 望まれる毎日
隠し事さえ 罪の様(よ)に思えた
羽を折られた 鳥は地べたを這い
空を見上げて何を思うのだろう

夢が僕を掴んで離さない
前に進めない
意味のない時間を狂信して
生へと逃げた

霞んだ記憶と色褪せたネガ
重ねてみてももう戻らない
ああ どうしてあの時言えなかったんだ 悔しいよ
僕達が深淵を覗く時
深淵は大体そっぽ向いてんだろう
ただ それだけの事に 気付けない


夢にまで見た景色を手にしても
何故だか笑えない
今日も耳元で囁く声がする
「生とは何だ」

綺麗な花から枯れていくのが
この世の定めとでも言うように
ああ 歩道は雨に落ちた花弁で色付いて
必要不可欠だった者は皆
不必要で可決されたんだろう
ただ一人雨の中 泣き腫らした

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【初音ミク】生とは何だ【歌詞】

閲覧数:420

投稿日:2018/04/11 19:05:16

文字数:536文字

カテゴリ:歌詞

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