午睡に微睡み寄り添い眺める 
微風に頼り気なく揺れる二つの花 
倒れてしまいそうなお互いを 
受け止め合って一つになる花

一緒に過ごしてきた時間を 
思い出の中に閉じ込めて
何気なく絡めた指の隙間に 
「現在」を握り込めた

築いたものはきっと 脆く崩れ去るのかもしれない
それでも一番大事なものは 変わらないまま在るのです
もしもほんの少しだけ 我が侭を言えるのだとしたら
ただ頷き合って 全てわかりあえる人生でありますように

赤みを増した斜陽に縛られて 
傾いたまま動けずにいる二つの花 
手折れてしまいそうなお互いの 
辿る運命は一つだけの花 

愛したい想いを殺した過去 
殺したい程愛した過去 
何気なく重ね合った手のひらに 
儚さを刻んだ

傷付いたのはきっと 必要な事だったからでしょう
それでも一番大切な物は ここに確かにあるのです
もしもほんの少しだけ 願う事が許されるのなら
枯れ行くその時も 貴方と笑顔で繋がっていられますように

気付いたのはきっと これが幸せなんだという事
それでもまだまだ足りないくらい 幸せになりたいのです 
ほんの、ほんの少しでいい 残す事出来るのだとしたら
貴方が好きで、大好きで
『愛しています』
この想い、永遠に貴方が覚えていてくれますように
そして出来るだけでいい 僕の事を愛していてくれますように…

限られた中にも確かに在る永遠
添い遂げ逝く花に僕達は誓う…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

添い遂げ逝く花

作曲:極端P 
twitter@Piri_dm_  mylist/24692477
作詞:もりっくま 
twitter@morikkuma3 mylist/34681372

http://nico.ms/sm20513687

の歌詞です。

閲覧数:68

投稿日:2016/05/25 11:51:28

文字数:625文字

カテゴリ:歌詞

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