目の前で落ちた
君の目を見てた
ぐらぐらと迷う恋が
さよならを知っただけ
ポケットに入るくらいの
細やかな思い出だけど
大事にしていたかった
そう言って笑って
余り物を並べて
透明なカップを眺めた
愛の言葉に添えた
ミントがまだ寂しくて
気のせいでいいと
わがままを言った
ふらふら惑う嘘が
いつまでも耳につく
スカートが揺れるくらいの
些細な口づけだとして
余韻が痛いばかりね
そういっそ泣けたら
探しものを見つけて
曖昧な視線を絡めた
愛の言葉に乗せた
ミントはまた香るから
余り物を並べて
透明なカップを眺めた
愛の言葉に添えた
ミントがほら好きみたい
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