寒空に舞い散る雪
欠けた月に翳す吐息
遠ざかる記憶を背に
心繋ぎとめた憧れ

揺らり揺らぎ融けてゆく花が濁す言葉を
深く深く吐き出した
嘘は声を隠せない

濡れた果実は闇に溶けて
付き纏う影背中押した
涙に傷を書き足したら
明日は来るかな・・・

二人描いた夢から覚めて
変わり果てた姿を
抱き寄せた腕の中から
君が笑う
届かない場所へと旅立つ僕を
許しておくれ
焼き尽くされた感情と
輝く宝物は消えた

存在を否定しては
今日も胸は脈を打ち付け

流れ惑う時の中願い乾き果てても
夜空響く静寂は熟れた罪を隠せない

強く強く掴んでいれば君を
きつくきつく結んでいれば君を
抱いて抱いて壊していれば君を
赤く赤く染められた手が
君に触れる事もなかった

濡れた瞳は闇に溶けて
熟れた果実は零れ落ちた
理由に傷を書き足したら
許されるかな・・・

涙枯れて夢から覚めた
変わり果てた愛を抱きしめて
振り返れば君が笑っている
強く強く繋がれた手は二度と離れる事はない
二人照らす淡い光はそっと今も煌めいていた

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【IA&ONE】piece【オリジナル】

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投稿日:2018/01/02 05:20:23

文字数:452文字

カテゴリ:歌詞

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