このまま歩けばいつかは君にたどり着いて
そのまま僕のこの声が届けば良いのになと
分かれ道が来て
どっちかはわからない向かうべき場所さえわからない
後ろ向きでいつも歩いてみせた
仕方がないから


風船につけた手紙の中は
何も書けなかった意地を張りたくて
それでも何かしら届くと信じていたくて
ただただ遠くへ遠くへ
見たこともないほど遠くへ

君の方まで届くような気がした
どうしてだろう
宛名なんて書いてはいないのに
大気圏向こうまで飛び越えそうな気がしたよなんて
聞こえるかな照れ臭い想いをそう
風船につけてどこか飛び立ってみせて



ありふれた言葉は僕は好きではないからさ
とはいえ他に上手いこと言える訳じゃないから
あれやこれやともう考えては捨てて
また書き連ねては違って
結局真っさらな手紙ができた
それでもいいから

少しだけでも伝わないかな
エゴを押し付けて封筒を閉じたら
それでも
とにかくどこかへと飛んで行くのだろう
ただ遠くへ遠くへ
誰も知らないほど遠くへ

僕の声がさ遠くまで聞こえた気がしたんだ
照れくさくて耳をふさぎました
君は気づいてくれるような気がしたよなんて
中身だって書かれてはいないのに
大気圏の向こうまで飛べるような気がした
どうしてだろう
最果ての向こうまで消えていけ
どうかそうやって登って果てを壊して
僕の風船をさらって浮かんでみせて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

レターバルーン歌詞

閲覧数:411

投稿日:2017/11/01 22:19:39

文字数:589文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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