すっかり日は落ちたというのに 
じりじりと肌が焼けてゆく
何かと文句を吐きながら君と二人 
今手を伸ばせば届くのに
そんなことは分かっているのに 
この24㎝の隙間が嫌いなんだ

打ちあがった花火が開いていく 
ふわふわな心が泳いでいくよ
ぼくを照らさないでくれないか 今は
 
音を立てて消えていく
真夏の火薬の太陽 
ぼくにはやたら明るげに見えるんだ
匙を投げて逃げている 
自分の心臓が泣いてる
伝えなきゃならないことがあるのにな あぁ


君の香りが風に乗って 
そんな顔でぼくを見ないで
君は何も言わず翻した 
往かないで


無意識に腕を掴んでた 
言葉は勝手に紡いでた
あの光も音も切り裂いて 届いてよ
心臓の中のもやもやを
一つ残らずに吐き出した
うつむいた君の顔が上がる


君は涙を浮かべて 見たことない笑顔で謳う
ぼくもつられて笑い出した
二人には
隙間なんてもうなくて
繋いだ君の右手から 思いが溢れて流れ込む
夏の夜
この場所で
ひとつの 恋が 生まれた


っていう夢を見た

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ミッドサマードリーム

夢オチの歌

誰かボーカルやってや

閲覧数:163

投稿日:2017/05/12 00:25:45

文字数:452文字

カテゴリ:歌詞

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