揺り葉風

　物悲し系三拍子リン。「秋っぽく」というテーマのつもりで作り、こうなりました。調声が不評につき、自分の手法が確立すればまた歌だけ録り直したりしてみたいですｗ
　歌詞

　窓際に佇んで　髪を風に預ける
　揺れる髪を優しく　撫でる手をこの夜の彼方

　吹き溜まりの心を　抜ける風待ちながら
　冷える身体凍れば　寂しさも消えるでしょうか

　揺り葉風が　想い届け　孤独夜を　突き抜けること
　明日に目を遣り過ごす術も　見つからない　夜に願う


　消えそうな月明かり　闇空に一人きり
　負けそうな月灯り　踏み出す先は照らせない

　滲んでゆく光は　薄雲のせいじゃない
　落ちる涙熱さに　生きている身体感じる

　遠く空の　月の裏まで　翔んでゆく　ことができれば
　御伽噺のように煙に　なってあなたに会えますか


　幾千の　星が出れば　心の中も　照らすでしょうか
　幾万の　思い出は　心の痛みを　癒すでしょうか
　ほんの小さな　灯りひとつで　この夜を　行けるでしょうか
　風が全て　葉を散らせば　未練なく　逝けるでしょうか
　（lulala...）

　やりたいことはやれたので、自分としては満足というか、納得している曲です。