見なくていい
「その手を離してよ…」
見せないよ


歪んだ景色を そっとぎゅっとしまった
「今」を塞いだ掌
(距離だけ開く)
昨日の今頃溺れてた僕は
その影さえも隠した
(思い出したくない)

優しい思い込み重ね続けて
今、手を払おうとした

君が歪めた現実を今更見たいと願った
触れた音にまた怯えてる
嘘を吐き、笑った。
君が壊した約束も 誰かが裏切る姿も
今は全てもう怖くない
受けとめられるから…


見なくていい
「その手を離してよ…」
見せないよ


知らない景色を両手に抱えて
僕の身体に溶かすの
(気付いて欲しい)
一昨日目覚めた君からの色は
痛みの意味を教えた
(もう1度返すよ)

代わりに転んでた君の痛みが伝わる
いつもそうだね

僕の景色を閉じ込めて 君だけ溺れて苦しむ
息も出来ず目を閉じながら 今日もまた沈んだ
君が1人で俯いて景色を抱えているなら
僕が少しだけ貰おうか 色褪せた世界を


(それじゃ意味ない
君を傷付けた景色は全て僕が貰うから
君は明日を見てて)


そんなの無理だ……


君が抱えてた景色は覚えてないけど僕ので
君が震えてる訳さえも思い出せないのに
僕が1人笑うなんてそんなの絶対出来ない
だから君と今、手を振って
不器用にさよなら


「苦しくない」
その手を離したら
「怖くない」
見えた景色に目を凝らす
「もういいよ」
影はもうないけど ねえ、
「僕がいる」
君の手を握って2人で踏み出した

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

目隠し

前のバージョンでなにかが起こるようにしくんでみたり。。。

閲覧数:228

投稿日:2012/01/04 22:58:11

文字数:626文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました