愛鈍都脳
愛を忘れた都会がひざまずくのは、
統計化された言葉たちで、
それがほんのきまぐれでくしゃみをする。
ちゃんと生きたいしね、
それを感じるときは、都会は胸がむず痒くなるのだ。
それを愛と呼ぶことも出来るし、
汗疹と呼んでもいいのだ。
I don`t know.
ビル風がみんなかっさらっていってしまう気がするのは、
そこに住む人間がみんな、
自分が主人公と思っているからなんだ。
底に住むみんな、
自分が愛されている実感を手に入れてもないのに、
愛されていると思うからだ。
そこに住む、見んな。
ちゃんと生きたい、
しね。
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