明の...夕...で待わせ...よ
この時期になると毎回のようにその言葉を思い出す
誰に向けてなのか誰が言った言葉なのか
全く覚えていない
ただ何故かこの言葉を思い出した時は毎回涙を流していた
そろそろ夏祭りの時間あらゆる所にリア充が
ただ僕は彼女をつくろうとは思わなかった
何か心に引っかかる物があって
何度か努力したことはある
ただ自分の近くに女の子が居ることすら拒んでしまっていた
ある時は涙を流しある時は〇〇ある時は身体が動かなくなってしまう
ふと思い出していると
あれ?数年前僕は1人じゃなくて誰かと来ている
家族?友達?そんなんじゃない
もっと何か大事なものを忘れているような気がする
すると木の奥で誘いを掛ける女の子が
女の子の方に行くと意識を失ってしまった
「ホントは思い出さない方が君の幸せのかもしれないでもそれでもあの時の事を少しでも少しだけでも思い出してほしいから...」

「手繋いで!屋台見に行こうよずっとずっとこの時の事は人生が終わる瞬間まで忘れてないでいよ絶対二人だけの時間だから」

「私は君の花になるよずっと君の近くで綺麗に咲いていたい永遠に枯れない花に」

「今日は楽しかったねありがと!家まで送ってくれなくても大丈夫だよ近いから」

「待って危ない!!」

そうかこの時か忘れていた時間
僕の不注意で車に轢かれそうになった時に
身代わりになった
そのせいで僕は忘れてしまっていた
永遠に枯れさせないために自分の心の奥底で咲いてほしいから思い出すと枯れてしまうと思っていたから

君に言った事忘れてるわけないじゃん

君は何を着ても可愛いよ
だって僕の永遠の花だから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ストーリー

閲覧数:140

投稿日:2018/01/05 07:01:17

文字数:701文字

カテゴリ:その他

クリップボードにコピーしました