凸凹した山を登ったつもりが
何故か頂上は地獄絵図でした
外側からは華やかだと思ってはいたが
内側は女達の共食いで散らかっていました

あ~、そんな日々が風のように過ぎてく
幼稚っぽい絵本を見つめながら
「絵本の世界に行きたい」なんて幼稚っぽい事言ったら
あらあら不思議、気づけば森の中

ガラスの靴を履きながら 毒リンゴにキスをして
鮮やかな世界で好き放題やっちゃって
魔神さんを手なずけて 願い事を叶えたら
王子様からプロポーズされちゃって
「もう、帰りたくないわ♥」

凸凹した山を諦めたつもりが
何故か気分は最高でした
内側は現実で溢れていましたが
さらに内側は夢で溢れてました

あ~、そんな日々が風のように過ぎてく
平和っぽい世界を見つめながら
「全然面白くないわ」なんて面白い事言ったら
あらあら不思議、何でも許される

両手に斧を持ちながら 狼の腹切りつけて
鮮やかな世界で好き放題やっちゃって
ヤギを全部焼き殺し 骨や角までしゃぶったら
王子様から指輪をプレゼント
「もう、帰りたくないわ♥」

いつまでもその姿で いつまでもその年齢で
なんて綺麗な世界なの さらにメチャクチャにしたいわ

好奇心で火を放ち 笑顔は絶望へと変わる
素敵な素敵な世界は 真っ白に染まりました

何処に行っても真っ白で 叫んだ声は誰にも届かない
簡単に取れるはずの 指輪も何故か取れない

目の前には パパとママと
白い布を顔に被った自分がいました

元の世界に戻る事が出来ないと知ったお姫様は
何もないこの世界で永遠(とわ)の眠りにつきましたとさ

腐ることもないこの世界で

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

フェアリー・ワールド

「おやすみなさい。」

今回は色々な童話を混ぜてみました。
どれがどれだか分かりますか?
また、アドバイスもよろしくお願いします。

閲覧数:104

投稿日:2015/08/16 15:42:47

文字数:686文字

カテゴリ:歌詞

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