卒業アルバム

あなたに出会えて良かった
素直にそう思えた
この空のどこかで歌っているのだろうか
淋しいのなら歌を歌えばいい
あなたが言っていた言葉

生まれつき体が弱いあなたはいつも
外で遊ぶ僕らを 遠くから見ていた
本当は交じりたいと思っていたんだろう
それでもあなたは笑って唄を歌っている

あの日を境に 今も出せない
手紙が涙で滲んで

不思議と笑顔の
あなたが浮かんできて
涙する僕を笑って
あぁ消えていくんだ

雪が降る季節は 淋しすぎるから
朝昼晩 唄を歌っている
何気ないあなたの言葉が
今も此処で 強く深く
根付いているよ

引き出しの中眠っている
ずっと大切にしていたもの
ふとしたことで 宝物に
いつのまにか なり得るんだ

卒業アルバムを眺めてみる
優しい笑顔探した
光照らされる 写真の中で
あなたは 唄を歌っている

あなたの手を引いて歩いた
この道を一人で歩く
天気予報が告げる雨に
「もう少しだけ」と
あなたが言う

不思議と笑顔の
あなたの唄が聞こえてきた
涙する僕の胸が疼く
そんな純情なままの二人で

嘘のない世界

真実の世界

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

歌詞 卒業アルバム

作詞mon

閲覧数:109

投稿日:2010/11/16 07:30:07

文字数:484文字

カテゴリ:歌詞

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