伝えたい言葉は届かない
どうでもいいのさと 溜め息まじり
決して諦めてる訳じゃない
街のネオンサインがあまりに淋しすぎるから

堕ちこぼれを隠す訳じゃない
十分解ってるし もう慣れ始めてるし
恥ずかしがるほどのプライドなんてものありゃしない
だけど負け犬とは違う
ほんの少しだけ 信じること
憶えてるから


笑顔を捜すたび 何かが音を立てて 壊れてく
それは気のせいさと溜め息まじり
悲しみに浸ってる訳じゃない
どうにかして生きてゆこうと 独り もがいてるだけ

世間知らずを曝す訳じゃない
道化(おどけ)てみて そんな事 言う筈ないじゃない
結局甘い考えだけ 口先すり抜けて 落ちるの
そうさ そんな性質(たち)だから
いつまでも いつになっても
溜め息ばかり


独りが怖いのは お互い様
だけど 孤独の影の怖さ 一番知ってるのは
冷たく吹くことしか出来ぬ 木枯らしと
ポツリと立ち尽くし続ける 街路樹と
遺書残して いつ死のうかと考えてる 私だけだから
いつ死んでもいいようにと考えてる 私だけだから

伝えたい言葉は届かない
どうでもいいのさと 溜め息ばかり
決して諦めてる訳じゃない
街のネオンサインがあまりに淋しすぎるから


弱くて 弱くて 堕ちこぼれ
強がって 強がって 世間知らず

惨めさ 木枯らしの唄なんて
惨めさ 聴かなかった事にして置いて
少し経ってから 思い出して 嘲笑(わら)っておくれ
少し経ってから 思い出して嘲笑っておくれ……

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

木枯らしの唄〜Sounds Of Cold Biting Wind〜

Sounds Of Cold Biting Wind〜木枯らしの唄〜(2014年)

閲覧数:144

投稿日:2016/06/12 23:32:05

文字数:632文字

カテゴリ:歌詞

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