誰かに見られているような
箱庭の中での暮らしも
幾百年過ぎてしまえば
当たり前に変わっていく

いつから世界は二つに
隔てられ、橋を掛けられた?
お互い満たされないまま
時計台の鐘が響く夜

スラム街が眠る頃に
都市街は卑しく喚いた
そして泥のように眠って
特徴のない朝を迎え

古い書物は燃やされて
過去の産物を闇に溶かす
下水の扉は固く閉ざされていた

歪なマンションの群れも
摩天楼やビルの群れも
等しく息をして暮らしているのに

認めないまま
明かさないまま
裁けないまま
許せないまま

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

べグラーベンは灯りを呑む

べグラーベンは灯りを呑むの歌詞です。

閲覧数:430

投稿日:2015/01/01 18:41:15

文字数:247文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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