A
時待たず曇る吐息　雪積る窓の外
　真っ赤な屋根の箱の中　ただ待ち続ける日々
A’
春を告げる芽吹きたち　その緑色の葉に
　触れては溶ける雪の中　花の香りは凪ぐ

B
いつの日か巡り逢う　遥か遠い旅路
　踏み出した足音が　戻りくる時を望む

S
Lyra　Rula　Lyra　Rula…（ライラルラライラルラ）
　子守唄に揺れるゆりかご
角砂糖を溶かすミルクの
　湯気が立つプノチェチカ
Ｓ’
抱きしめて、抱きしめて
　零れだした言葉の螺旋
くるりくるり廻って落ちる
　降り積もる雪のように

A
人知れず佇む庭　ハルニレの木の下で
　白詰草の花冠（かかん）編む　白くか細き指に
A
金の環（わ）はきらり、光る　禁断の言の葉（ことのは）を
　呟きに隠しておけば　きっと届くだろう

B
色褪せた薔薇の赤　君のことを想う
　かすかなるため息が　花弁を散らし舞うけど

S
Lyra　Rula　Lyra　Rula
　優し【い】歌を捧げて生きる
ひとりだけの哀しい住処（すみか）
　それでもなお賑やかに
Ｓ’
消えないで、消えないで
　溢れだした想いの粒が
砂時計を満たすためには
　永い刻（とき）はいらないと

Ｃ
囀（さえず）る小鳥の甘やかな　目覚めの歌、摸（も）して　さあ
　君がためと奏でた調べには　追憶の音（ね）を重ねて
Ｃ’
俯（うつむ）く睫（まつげ）を伝うのは　色のないただの雫
　諳（そら）んじる。行方も知らぬ名を　過去へ戻すかのように

S
Lyra　Rula　Lyra　Rula
　とぎれとぎれの波間の青
誘蛾灯（ゆうがとお）の灯（ともしび）消えて
　静まった　あぁ、プノチェチカ
S’
目蓋閉じ見つめるは　
　懐かしき　かの日の夕暮れ
揺らぐ夕陽、沈みゆくのを
　眺めていた旅の人
　
Ｓ
Lyra　Rula　Lyra　Rula
　子守唄に揺れるゆりかご
角砂糖を溶かすミルクの
　湯気が立つプノチェチカ
Ｓ’
抱きしめて、抱きしめて
　零れだした言葉の螺旋
くるりくるり廻って落ちる
　降り積もる雪のように

ライセンス

【鏡音リン】プノチェチカ

隅師医唖漣piaproptBh4V　　　　　

プノチェチカ＝仏語・露語あたりの語感を拾った造語なのですが
なんとなく家をイメージしている単語です。

投稿日：2011/02/20 21:29:15

文字数：865文字

カテゴリ：歌詞

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つきのP（きつつきのわ
ご意見・ご感想
隅師医　唖漣さま

修正の件、クレジットの件了解しました。
まだ打ち込み作業は掛かっていないので、修正可能です＞＜
白詰草（しろつめくさ）で打ち込みさせていただきます。
2011/02/20 20:55:53
- 隅師医唖漣piaproptBh4V　　　　　
  クレジットの件、わがままを聞いていただきありがとうございます！
  
  訂正後のものでOKとのことで修正も掛けました。
  それでは失礼いたしますー
  2011/02/20 21:30:34
つきのP（きつつきのわ
使わせてもらいました
隅師医　唖漣さま

こんばんは。つきのＰです。
このたびは歌詞のご応募ありがとうございました。
悩みに悩んだ結果、プノチェチカを採用させていただくことになりました。

完成まで暫しお時間をいただきますが、よろしくお願いいたします＞＜
2011/02/19 22:19:40
- 隅師医唖漣piaproptBh4V　　　　　
  あわわっ、採用ですか！？二度見してしまいました、ありがとうございます（´∀｀*）
  
  …もう打ち込み終えていたらあれなのですが、
  「シロツメ花」を「白詰草（しろつめくさ）」に修正しようかなー、と思っていました。
  （濁音が多いと思ったので；）
  もし、つきのPさんが「白詰草」が良さそうだと思えましたらテキスト側を更新いたします！
  
  そしてお手数ですが今後動画など、ピアプロの外に出される際にはクレジットを
  ライセンス条件に基づいて　’t　でお願いしたいです＞＜
  
  他に修正した方がよさそうな箇所がありましたらご連絡いただけると幸いです。
  よろしくお願いいたします！
  2011/02/20 13:21:57