幼い頃 憧れ抱いた
茜色の物語
胸に綴じた 木の葉の栞が
掌に ひらり落ちる

振り返れば 眼を逸らしたくなる
色褪せてる 思い出も
木の葉の色 紅く染まるように
彩れたなら いいのに

仰いだ空 澄み渡っていくよ 微笑むように

溢れる想い輝いて 伝えるよ 何処までも
今はまだ 遠くで揺れる 木洩れ日の温もりを 刻むよ
季節(とき)を塗り替えて 踊り続けたい

微かに舞う 夏の残り香を
握り締めた この場所で
近づいてく 冬の寂しさが
絡み合って 解けていく

淡く霞む 並木道(みち)の景色 まだ終わらないで 

溢れる秋爽の匂いが 伝わるよ 何処までも
少し肌寒い風も 彩るよ 季節色
このまま 秋(とき)に包まれて 踊り続けたい

風が敷き詰めた絨毯(このは)を 踏み締めていく
何かを失くして 何かを拾って
そんな日々を 少しずつ 綴りながら


頬を染めた 空が見詰めてる 微笑むように

溢れる想い輝いて 伝えるよ いつまでも
今もまだ 遠くで揺れる 春先の温もりを 刻むよ
季節(とき)を塗り替えて 踊り続けたい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

秋舞曲―ワルツ―

紅や黄の木の葉が舞う並木道で、空を見上げながらくるくると踊る少女のイメージ。

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投稿日:2017/10/02 00:05:50

文字数:466文字

カテゴリ:歌詞

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