A
霞みくらむ景色に
白い羽根と十字を切る
君を見たよ
僕も連れて行ってほしい

たとえ
綺麗なものを
これからどれだけ焼き付けても
その姿を忘れられそうにないんだ
消し去るのなら 心ごと・・・

B
流れされる枯葉のごとく 儚く
ただ君の腕の中で
僕の終わりを告げる鐘の音(ね)を
聴けたなら 君は空へ 僕は・・・

S
深い海の底
果てない闇、行こう
どんな場所でも覚えているから

僕が見たもの きっとそれはね
君という名の愛の化身


A
ただ一つ願うのは
汚れたこの手 拭って
君のことを
何一つ染めないように

たとえ
綺麗な水で
これからどれだけ濯いでも
過ちから逃れられそうにないんだ
消し去るのなら 体ごと・・・


B
燃えて舞う火花のごとく 儚く
ただ君の腕の中で
僕の終わりを告げる鐘の音を
聴けたなら 君の空へ 僕は・・・


S
手を伸ばすだろう
果てない闇、向こう
どんな姿も見つけられるから

僕が見たもの きっとそれはね
君という夢、愛の化身


C
深い海の底
闇の波、抜けて
白い光

僕が見たもの きっとそれはね
愛という名の 幻想・・・
君を見たんだ


<ひらがなver.>
A
かすみくらむけしきに
しろいはねと じゅうじをきる
きみをみたよ
ぼくもつれていってほしい

たとえ
きれいなものを
これからどれだけやきつけても
そのすがたをわすれられ そうにないんだ
けしさるのなら こころごと・・・

B
ながれされる かれはのごとく はかなく
ただきみのうでのなかで
ぼくのおわりをつげる かねのねを
きけたなら きみはそらへ ぼくは・・・

S
ふかいうみのそこ
はててないやみ、ゆこう
どんなばしょでもおぼえているから

ぼくがみたもの きっとそれはね
きみとゆうなの あいのけしん


A
ただひとつねがうのは
よごれたこのて ぬぐって
きみのことを
なにひとつ そめないように

たとえ
きれいなみずで
これからどれだけすすいでも
あやまちから のがれられそうにないんだ
けしさるのなら からだごと・・・


B
もえてまう ひばなのごとく はかなく
ただきみのうでのなかで
ぼくのおわりをつげる かねのねを
きけたなら きみのそらへ ぼくは・・・

S
てをのばすだろう
はてないやみ、むこう
どんなすがたもみつけられるから

ぼくがみたもの きっとそれはね
きみとゆうゆめ、あいのけしん


C
ふかいうみのそこ
やみのなみ、ぬけて
しろいひかり

ぼくがみたもの きっとそれはね
あいとゆうなの げんそう・・・
きみをみたんだ