白い窓の外から呼ぶ声
君が見てた景色 光り掻き消える

祈り 縋りついてた時間
今はもう空の彼方へと

蝉時雨の喧噪 木霊する
僕が見た夢
くたびれた足は 振り返る
せせらぎ背に 無邪気に駆けていく
君の未来は
既に ここになくて
抜け殻の笑顔だけ残されて


川面の灯(ひ)に 目を輝かせて
汗ばむ手を 僕の腕に絡ませた

君の影 蛍火の
儚くも強い思い抱いたまま

声嗄らして最後の夏遂げた
君の旅路に
幸せが届く歌声を
僕は奏で 流るる一滴(ひとしずく)
命の意味が
永久(とわ)に枯れぬように
夢の続きを一人歩いてる


蝉時雨の喧噪 木霊する
陽射しの中で
君が愛した日々のすべて
僕も感じ 愛して生きてゆく
夢の終わりで
君に会えるように
最後に見せられなかった笑顔で

抱きしめる 夏明かり

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

Summer Lasts

http://piapro.jp/t/Fo-M

上記の純一郎様の楽曲に歌詞応募させていただいたものです。
曲から、きらきらと光が降り注ぐイメージが浮かんだので、夏っぽい歌詞にしよう!と。
綺麗で優しいメロディーの中に切なさを感じたので、悲しみを抱えつつも前向きな歌詞を目指しました。
大切な人との一夏の思い出を、心の明かりにして生きていこう、という感じです。

閲覧数:141

投稿日:2012/07/31 00:08:34

文字数:353文字

カテゴリ:歌詞

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  • 純一郎

    純一郎

    ご意見・ご感想

    名がれさんはじめまして!この度はご応募ありがとうございますm(_ _)m
    夏の季節感がとても良く出てますね~。個人的には和風の「和」を感じました。
    風情とか情緒とかそんな言葉が浮かんでくるような、すごく印象深い詩だと思いました。

    発表はピアプロメッセージとこの曲のトップページでお知らせします。
    それまで今しばらくお待ち下さいm(_ _)m

    2012/07/31 06:38:42

    • 名がれ

      名がれ

      純一郎様、メッセージありがとうございます。

      「和」は特に意識してなかったのですが、言われてみれば「蝉時雨」や「蛍火」など
      日本独特な表現が結構使われてますね…
      日本語って繊細に物事を表していて、ついそういう言葉を使ってしまいます。
      でも、夏らしさがちゃんと出てたようで良かったです。
      感想をいただけると、自分で気付かなかったことが分かってとても勉強になります。
      ありがとうございました!

      2012/08/01 20:18:08

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