ホームへ続く階段駆け下りてく君の手を引いて
無情にも【快速】の表示が加速してる
息切らしてる二人だけのホームの静けさが何だか
恥ずかしくて・・・

時刻表は日曜ダイヤで2本続けて各駅停車
春風になびく君の髪バラの微かな香り
「ねぇ見て」って微笑む君が指さす

ホームの軒には燕の新婚さん
忙しそうに子育て中

ガラ空きの電車風呂敷包み膝に乗せたお婆さん

と携帯ゲームに夢中の子供達だけ
君は何かバッグから取り出して「ねぇ食べる?」
ってサラダプリッツ鼻先に差し出す

僕等を見ながらにこにこお婆さん
若い頃でも思いだしてるのかな

春色の街が流れていく車窓と隣でプリッツ頬張る

君の横顔見ながら

各駅停車の扉が開くたびに
お日さまの匂い運んでくる


夕暮れが空を桃色に染めていく街歩く
「ねぇ見て」って微笑む君が指さす

電線で寄り添うカラスの新婚さん
互いに毛繕い幸せ中

君は僕の腕絡まり中

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

春色車窓と暢気な君と

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投稿日:2014/04/26 23:55:17

文字数:401文字

カテゴリ:歌詞

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