・群青教室・

「いつか終わってしまうのがとても怖い」なんて
僕はまるで貴方と生きてるみたいじゃないか。

白と黒の僕の目にインディゴ遊びの貴方が
映っては消えるのだ。映っては消えるのだ。
『普通』をサボっては、誰も知らない緋。
やっと歩き出した影が、2つ。

絡めた手が離れない事。多分傷付け合っている事。
指先の温度を、初めて痛みだと知るんだ。

貴方がいないなら守りたい明日なんてないや。
群青が差し込むこの教室の中で
貴方だけ残せたら。心臓を隠さずに喋れたら。
何の迷いもなく僕ら笑って、笑って。

耳元の声。汚すシーツ。ここには全部があった。
何処にもいかない約束。

平気で誰かの言葉を使える事。「嫌い」がなかなか消えない事。
悪い事かな、それでも一緒に居たいと願うのは。

息を辞めたなら僕らもうずっと生きていられるね。
机の上のラクガキみたいな間違いも
それで良いと思えたら。救いよう無い恋と笑えたら。
狼の唇に嘘吐き出して、吐き出して。

綻ぶ命の途中。失くした事を許せないままで
2人、捜し物ばかりしてる。

貴方がいないなら守りたい明日なんてないや。
群青が差し込むこの教室の中で
貴方だけ残せたら。心臓を隠さずに喋れたら。
何の迷いもなく僕ら笑って、笑って。

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  • 非営利目的に限ります
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間違いを許し合う事

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投稿日:2017/04/08 23:44:45

文字数:541文字

カテゴリ:歌詞

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