澄んだ声は

雑音(ノイズ)に潰されて

誰の耳にも届くことなく虚空に溶けてゆく

「環境の為」と

またそんな偽り吐いて空を削り取るの? 

『快適』を求めた先で

幾つもの生命が闇に呑まれていく

人間(僕達)が得るものだから

その報いは人間(僕達)が受けるもの

キミの痛みを僕に分けてよ


散った羽は

零れた紅に濡れて

僕の涙はそれを薄めることさえ叶わない

「ごめんね…」なんて

ただ酷い偽善の響きが残るだけだから

『安全』を望んだ先で

幾つもの悲鳴が闇に掻き消されていく

青空に両手伸ばして

足下が紅いことに気付けないでいる

キミの痛みを僕に教えて


生きる為だけに生きていたい

現実(いま)はそれを認めてくれますか?


『快適』を望んだ先に

幾つもの悲鳴が掠れては流される

悲しい色の空があった

あの海に還る羽の紅は薄れない

キミの痛みを僕に分けてよ

そしたらキミはまた飛び立てるから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

再び飛び立てる日を・・・

最初は動物で考えていたのに、いつのまにか鳥のみの構成となってしまった。
それでもまぁ、自分の言いたい事は書けたのでよし。
……どれだけ謝っても酷い偽善で終わるのだけど…ね。

閲覧数:168

投稿日:2012/02/11 20:42:36

文字数:421文字

カテゴリ:歌詞

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