「まるで、機械の様だね」と、君は笑いながら僕に言う
聞き飽きたフレーズに 感慨もなく並び歩いた…

この『声』が この『瞳』が 
この『言葉』が この『体温』が 
「冷たいよね」って、誰もが例えた    
何の為に『笑えば』いいの? 無理に繕う事も辞めて     
何を求め『生きれば』いいの? こんな『世界』、興味無いよ… 
「ホント、作り物みたいだ」 冷たい僕の手に 
「すごくキレイだと思うよ」 触れる体温は… 

不意打ちの君の唇で 僕は僕の『冷たさ』を識る 
「驚かないんだ?」と訊かれて 逆に少し驚いたかも 
「それってさ…」君の言葉の意味 考えないようにしたのに 
1つだけ零れた涙は 君の温度に少し似ていた 

この『心』が 『考え方』が 
『興味』とか 『生き方』自体 
「冷めてるよね」って 決め付けられて 
何をすれば『正しい』になる? 分からないまま、ただ生きて 
何をすれば『楽しい』になる? 否定された、僕の『世界』 
「君の事、興味ないよ」 疼く感情を 
「自分にも興味ないし」 思い出させないで… 

フイッと視線を逸らしても 目線の先で『構ってアピール』 
そして「オレのことキライ?」とか 「どうでもいい…」ついつい本音 
「それってさ…」前向きに捉える その神経が理解不能 
なのに、どうして…?こんなにも 胸を締め付ける感情は… 

「まるで、機械の様だね」 またそう呟いて 
「そんな所も好きなんだ」 僕に笑いかけた 

腑に落ちない君の存在 理解出来そうにないけれど
『愛』も『恋』も『好き』も知らない 「どうして、こんな僕なんて…」
「好きになるのに、理由はないよ」 それは案外、共感できる 
だけど、やっぱり卑怯だよ… 言葉に出来ない答えなんて 

気付けば隣にいた君の 降る雪で冷えた手を握る 
見上げて向き合う真剣な目 君の頬に手を添えながら… 
僕を温めてくれますか? 僕を愛してくれますか? 
「もう、僕を『機械』じゃなくって…」 「温かいその君の手で…」

「『人間』にしてくれますか?」

不器用だけど甘い余韻の フローズンチョコレートキス  
泣きながら微笑んだ僕を、君はぎゅっと抱き締めてくれた… 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

フローズンチョコレートキス

作曲:極端P 
twitter@Piri_dm_  mylist/24692477
作詞:もりっくま 
twitter@morikkuma3 mylist/34681372

http://nico.ms/sm25744015

の歌詞です。

閲覧数:152

投稿日:2016/05/25 16:55:28

文字数:933文字

カテゴリ:歌詞

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