深く行く 童心は
遠くから アルマを呼んで
木々の間に 鳴る口笛を
集めては ふと歌いだす

悲しみの 疼く心は
月の夜の 青く光る火
水岸の 時を観る石
薄氷に 今走る音

東の森の 祠からこぼれる
人知らぬ エヴァーグリーンと
木の洞で 童は眠る 鳥の声 鳥の声

繊細の 童心は
光風を呼び 花に告ぐ
フォトン呑み 色めく森に
続いては なお歌うまま

ふかくゆく わらべごころは
とおくから あるまをよんで
きぎのまに なるくちぶえを
あつめては ふとうたいだす

かなしみの うずくこころは
つきのよの あおくひかるひ
みなぎしの ときをみるいし
うすらいに いまはしるおと

ひがしのもりの ほこらからこぼれる
ひとしらぬ えばーぐりーんと
きのうろで わらべはねむる
とりのこえ とりのこえ

せんさいの わらべごころは
こうふうを よびはなにつぐ
ふぉとんのみ いろめくもりに
つづいては なおうたうまま

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童心

常緑の森にて童は歌う

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投稿日:2017/04/09 10:01:44

文字数:410文字

カテゴリ:歌詞

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