さよならの合図を聞いた
花の陰から 君を見送る
真っ白に霞む面影
罪を犯した僕らの終焉

ただ幸せを祈っていたよ
今さらになって気がついたんだ

太陽と月のように
重なり合えばよかったのだろう
世界を翳に沈めても
悲しみの中で笑っていられた


さよならの雪は止まない
花は朽ち果て 君は散りゆく
少しずつ眠る思い出
覚めることない僕らの永遠

背を向け合えたと信じていたよ
返り見ることもしなかったのに

青ざめた薔薇の下で
君は凍えてしまったのだろう
奇跡に歪むこともなく
絶望の果てを待ちわびながら


真冬に花が咲くように
真昼に夜が来るように
この手を闇に染めたなら
無垢な光を守れただろう


太陽と月のように
重なり合えばよかったのだろう
世界を夜に閉ざしても
君がいるならそれでよかった

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真夜中と白昼夢

「翳」は「かげ」と読みます
変換されたからきっとだいじょうぶ……

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投稿日:2012/04/09 00:43:00

文字数:351文字

カテゴリ:歌詞

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