<1>//リピート部分はじめ

歌姫はただ唄い続ける
一時も休むこと無く
眠ることもなく
そして雑音に紛れることもない
純粋な歌声を送り続ける

<\1>//リピート部分ここまで

ただ最果てに向かい唄う歌姫は
けれども周囲の耳を引き寄せる
どこの言葉ともしれぬ歌声は
しかし周囲の関心を引き立てる


最果てには何があるのか
周囲にそれを知るものはいない
詩の意味は何なのか
彼女しかそれを知るものはいない

<@1>//繰り返し

なぜ彼女は休まないのか
周囲にそれを知るものはいない
最果てには届いているのか
彼女しかそれを知るものはいない

ただ最果てにその詩を唄う歌姫は
まるで壊れた機械のような出で立ちで
誰ともしれぬ最果てへ唄う彼女は
いつしか誰も興味を持たなくなった

<@1>//繰り返し

そして彼女の歌声が途絶えた時
私たちは最果てを知――(ることとなった)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

最果てに唄う歌姫の詩

お手にとっていただきありがとうございます。

#概要
「理解することのできないけれど、綺麗な歌声を休みなく唄い続ける歌姫をただ観察して、詩に纏められたもの」といった設定の歌詞です。音節の調節をあまり確認してないので必要に応じて調節してください。

#登場人物
・この詩を書いている人自身(以後、Aさん)
・歌姫(Aさんから彼女とも呼ばれている)//音節次第で選んでもいいと思います
・周囲の人達(周囲)
・(最果て)

#出てくる「うた」漢字の書き分け
・歌姫、歌声
 その人自身の持っている技術とAさんからの認識です

・唄う
 現在、歌姫が歌唱していることを表しています。

・詩
 歌姫が歌唱している歌詞・楽曲です

#厨二病設定(背景):最果てとは、歌姫とは
 最果てとは、世界の終焉(虚無)です。終焉はかんなぎ(巫。男女を問わない巫女さんの意)が唄うことで終焉を先延ばしできます。
 歌姫は周囲の関心や興味あるいは信仰によって存在するかんなぎです。これで、かんなぎが倒れること=世界の終焉となるので、歌姫は唄い続けています。
 本来なら対策を立て終焉を退ける必要がありますが、周囲はそれを理解できずにいます。そして興味や信仰が薄れていき、結果として、最果てに飲み込まれてしまうと言う訳です。
 Aさんは歌姫について関心を持っていた、最後の一人だったからか、この詩を残せたのかもしれません

 

#コメント
 歌って同じ意味の漢字と読みが同じものとで多くてわかりづらいと思います。
 出だしに<1>(=サビ)いれてもいいかもしれません。
 最後をかぐや消しの要領で「知る」のR音だけ残すのが出来れば格好いいと思います。
 歌詞の裏で意味の読み取れない言語で、無機質で悲しめの歌(歌姫の歌唱)をいれておくと楽しいと思います
 歌詞本文はAさんですが、Aさんの性別の指定は特にありません。裏で歌姫役を入れるなら別の人をアテたほうがいいとは思います
 

閲覧数:42

投稿日:2018/01/13 20:25:02

文字数:390文字

カテゴリ:歌詞

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