友だちとケンカをした 一人で旅に出たよ
嫌なことなど全て忘れて
誰にも縛られたりしない旅に

いつもの街を離れて 自由な旅に出たよ
知らない土地で夜を越えれば
輝ける朝に出逢えるのだろう

一つ一つ過ぎ去る 駅を電車から見ていると
遠い旅に心が 切なくなるのはなぜかしら

初めての駅前で僕たちの言葉
なぜか君の顔を思い出すよ
はるか彼方へ逃げてきたのに
どうしたのだろう?

自転車を繰り出して遠く飛び出せば
この街は何を語りかけるの
いま坂道をひたすら登る
何も見えずに僕は



街を見守る嶺から 海まで見渡したら
港行き交う船が見えたよ
何処へ行き何処へと還るのかしら

僕の街とはちっとも似てなどいないけれど
どこか懐かしい匂いがするよ
魂が何か求めてるのかな

きっと愛はどこにも 宿ることが出来るの そして
僕の街と変わらぬ 心がここにもあるのでしょう

悲しみを乗り越えて僕たちは生きる
憎しみや諍いを乗り越えて
どこにも宿る愛があるから
言葉は拡がる

自転車で坂道を今駆け下りるよ
この街の夜に身を委ねるよ
僕が君へと伝えるモノが
そこにきっとあるから



しあわせを紡ぐため僕たちは生きる
輝きの先の笑顔目指して
どこにも宿る愛に抱かれ
望みでつながる

この街で気付いたよ大切なモノは
何気ない僕らの毎日だよ
君に逢いたい また逢いたいよ
心また通わせて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

僕らの街を離れて

西日本の方言は、とても遠い距離に似たような言葉が残っているのが特徴的です。
東北に近い北陸と、西の方の中国四国地方で、ふとしたキッカケで、
全く同じ言葉を耳にすることも。

「君の名は。」「この世界の片隅に」というアニメ作品で使われる方言に、
地元と同じような何かを感じた方も多いのではないでしょうか。

こんなことで、旅先でふと職場の人のことを思い出したことから、
話を拡げて書いた楽曲です。
同じ言葉を通じて、同じような心が伝えられる、なんてことも
あるのでしょうか。

閲覧数:134

投稿日:2017/02/18 10:03:50

文字数:591文字

カテゴリ:歌詞

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