首がもげても心はやまぬ 日より月より天狗茸


鶏弾いて小銭を埋めて 位牌・擂粉木・砂時計
お前とお前とお前の肘は 魚目掛けて花開く

卵捨てれば跳ね返る おどろおどろし浅孵り
鉄槌持って散歩する 背中の音は旧字体

猫柳 眉を逆立て 睨むのは 電話を置いた 黄色い破れ


あまねく胤は聖なるかなと 唄う子供が五万人
昔懐かし糖度の檻に この場の廃る自覚なく

歯並びの良い水煙 小鳩の羅列は意味ありげ  
偽史技師と鳴る家系図へ ネジの外れた朝ぼらけ

風呂沸かし 砂文字書いて 嘯けり 夜の粒子を 肺に充たして


目つきの悪い 月を見上げて 返す言葉は 早く寝ろ


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くびがもげてもこころはやまぬ ひよりつきよりてんぐだけ

にわとりはじいてこぜにをうめて いはい・すりこぎ・すなどけい
おまえとおまえとおまえのひじは さかなめがけてはなひらく
たまごすてればはねかえる おどろおどろしあさがえり
てっついもってさんぽする せなかのおとはきゅうじたい

ねこやなぎ まゆをさかだて にらむのは でんわをおいた きいろいやぶれ


あまねくたねはせいなるかなと うたうこどもがごまんにん
むかしなつかしとうどのおりに このばのすたるじかくなく

はならびのよいみずけむり こばとのられつはいみありげ
ぎしぎしとなるかけいずへ ネジのはずれたあさぼらけ

ふろわかし すなもじかいて うそぶけり よるのりゅうしを はいにみたして

めつきのわるい つきをみあげて かえすことばは はやくねろ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

砂男の眼鏡(すなおとこのめがね)

くまみさんとのコラボレーション的な奴。
諸々は別途記載。

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投稿日:2012/10/24 21:56:46

文字数:653文字

カテゴリ:歌詞

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