遥か　記憶の夢桜
空とこの大地に揺れ惑う
キミが　流したあの涙
花びらに透けては春を呼ぶ

今は名も知らない時の中
"契り"の祈りを捧げてる
いつか　また夢の逢瀬で
風に舞い踊って　夢桜

小春日和　河川敷　　
照り返す日差し　目を細め
寝ぼけ眼　笑ってた
今も　今も　まだ覚えてる

数え歌　間違えて
それでもいいと曖昧な
わがまま自由なキミのこと
触れてたこの手が覚えてる

何故に　今も
忘れられない
季節　幾つ　過ぎても変わらず…

高く　空覆う夢桜
広がった未来は誰のもの？
キミは　見上げて頬染めた
綺麗で儚すぎてた絵画

どんな言葉でも届かない
ふたり　離れ離れの間
色褪せてく景色の中で
今も咲き誇るは　夢桜

（Far―so far our memories）

夏も秋も　冬も越え
巡り帰るのは　この季節
哀しみより切なさが
切なさより　いま　愛しさが…

キミの声　木霊して
それは意味のない戯言
それでもこの胸締め付ける
どうにもならない恋心

ひとり　どこか
今も見てるの？　
夢の桜　舞い散る花びら

風に流れる　キミの長い髪
かきあげた時に　指の隙間　花が零れた

遥か　記憶の夢桜
空とこの大地に揺れ惑う
キミが　流したあの涙
花びらに透けては春を呼ぶ

どんな言葉でも届かない
ふたり　離れ離れの間
色褪せてく景色の中で
今も咲き誇るは　夢桜

高く　空覆う夢桜
広がった未来は誰のもの？
キミは　見上げて頬染めた
綺麗で儚すぎてた絵画

今は名も知らない時の中
"契り"の祈りを捧げてる
いつか　また夢の逢瀬で
風に舞い踊って　夢桜