赤錆びた檻の中で
足掻く度に羽根落とし
立てた爪は傷ついて
カナリアは鳴けないまま
薄暗い部屋の中で
朝も夜も知らないの
蒼い月の下でさえ
カナリアは鳴けないまま
遠く遠く遥か遠く
愛された記憶は朽ちて
声が キミの声が
今も響いてる
声を キミの声を
聴かせてほしいの
名前も知らない
優しく静かなひとひら
いつまでもここで
傍に寄り添って もう一度
誰も来なくなったから
この鎖は取れないの
灰色の季節重ね
カナリアは鳴けないまま
永過ぎる時を背負う
呪われし異形の姫
琥珀色の髪をした
カナリアは鳴けないまま
ふたつの直線のように
一度だけしか出会えない
声は キミの声は
この胸の奥で
声に ならない声を
震わせ続ける
次第に遠のく
燈火に揺れる炎が
戸惑い 消えては
二度と届かない囁き
人ならざる彼女の時は
あまりに永く
溢れる黄金で
彼女を手に入れた
醜い男も既に亡く
ただ 森の奥で
朽ちゆく屋敷の中
彼女は今日も
待ち続ける…
音の絶えた檻に
閉じ込めた光
巡り巡る時を
幽かに彩る
声が キミの声が
今も響いてる
声を キミの声を
忘れられなくて
名前も知らない
優しく静かなひとひら
いつまでもここで
傍に感じてる 奇跡を
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