天使はずっと嘆いていました
大切なモノ
私の手から溢れてくーー。
ある日ふと気付きました
失う位なら
全て棄ててしまえばいいと
彼女(天使)はこの世界を呪いました
そして 最期の歌を
彼女(天使)の声は高らかに、
まるで女神(カミ)のように虚しき歌は
一人の堕天使(ひと)を救う哀歌
裏切られたこの世界が
大嫌いでした
この純白い羽根の私(天使)も
嫌いでした
私は痛い光に気付く
いつの日か
悲しみの譜歌(ウタ)は
小さき恋歌
独りきりの譜歌(ウタ)は
二人きりになるタメの台詞
そして 最初の詩を
『この譜歌(ウタ)は
私(天使)だけのものではないわ』
私(天使)は思ったの
貴方(堕天使)は月になって
私(天使)を照らしてくれる…
嗚呼…この想いは気付かれぬ様に
そっとそっと…
小声で愛を歌う……
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