曲募集とかではなく綴ってみた

 ~つたえるということ~
                   詞:水無美



 あなたの言葉はいつも途切れて
 わかってあげたくても 言葉が見つからない
 静かな夜にどこからか聞こえてくる
 怯える子猫の鳴き声のよう

 いま何処に?何があったの?
 あなたはどんな人なの?

 伝わってくるのは
 悲しみや苦しみ
 切ない恋心 驚き 戸惑い
 わかってもらえない 焦りや怒り
 幼い時代の 過去への後悔

 あなたの代わりにその想いを唄って
 心をそっと抱きしめてあげたくても
 あなたの姿が見つけられなくて
 足元に散らばる 言葉を集めてみる


 私の言葉はいつもつたなくて
 伝えてあげたくても 言葉が見つからない
 夢の中の知らない世界のことのようで
 手を伸ばすことさえためらって

 伝えたいの?独りで終わるの?
 そこでずっと助けを待つの?

 ゆっくりでいいから
 始めから聞かせて
 二人が出会う前のあなたの物語
 カッコ悪くてもいい ちゃんとつたえて
 笑ったりしないよ 素直なキモチを

 あなたの代わりにその想いを唄って
 心をそっと抱きしめてあげたくても
 なぞるだけでは伝わらなくて
 祈りを込めながら言葉を紡いでみる



 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

~つたえるということ~

 内容に不快感を感じた方がおられましたら深くお詫び申し上げます。
 水無美自身の創作姿勢に対しての戒めだと思ってください。
 そして、日々”つたえること”に努力を重ねる方々に素敵な仲間が
 見つかりますように願いを込めて・・・。

明日には晴れた夜空で織姫と彦星が素敵な逢瀬になりますようにと祈りつつ・・・。

                             2011.07.06
                                   水無美

閲覧数:77

投稿日:2011/07/06 18:36:55

文字数:548文字

カテゴリ:歌詞

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