片手間に触れる肩に
時間の止まる夜
不機嫌に笑う月
琥珀色ダブルロック
喉元から灼いて
絡み付いてく視線

指先這わせて
言い訳代わり酔わせて面倒事は忘れて
グラスを傾け
紅色の頬手を当て瞳の奥見つめて
三日月吊り上げ
甘く尻尾を揺らして

愛でも囁いて
淑女から雌猫にさせて
果てもなく求めて
夜明けまで嘘に包(くる)まらせて


熱を逃がす吐息とマイナスになる距離
シーツの波の狭間
疼く痺れに任せて貴方の腕の中
濡れる瞳を閉じた

爪痕残せど
この身に注いだ熱も虚しい甘い台詞も
明日(あす)には忘れるでしょう
煙草の匂いだけ残して

火照る身体重ね
見つめても独り善がりの夜
甘く突き上げる言葉より
酷く掻き回して
触れられないものなんて
闇の中無いも同じよ
恋にも育たない種を撒いて
今宵だけの温度

全て脱いで晒したとて
乙女心忍ばせ
私だけを見てだなんて
台詞は迷子のまま

爪痕残せど
この身に注いだ熱も虚しい甘い台詞も
明日(あす)には忘れるでしょう
言い訳できない火照りも
明日(あす)には忘れるでしょう
煙草の匂いだけ残して

愛を囁いて
その言葉嘘だと言わないで
今夜だけでもいい
夜明けまで君に包(くる)まらせて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Blight Of Emotion

ヘルPさんのボーパラ関西の新譜で歌詞を書かせていただきました。

閲覧数:34

投稿日:2017/03/07 13:48:10

文字数:519文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました