[A]
この夏のお土産は まるで蜃気楼ばかり
食べつくしたみたいに 何も残ってやしない

[B]
君を次の季節へ 連れていくはずが どうも
反対行きの電車 向こうが君の家みたい

[S]
僕は置いていくよ 溶けだした君と恋
味気ない氷のよう 大人になってしまうよ
かなしさを生むのなら アンコールがないのなら
徒然に身を任せ さよならは夏のせい


[A]
蝉の声 夜更けにも 僕を呼んでいるように
助けを呼ぶように ドアをノックしているんだ

[B]
ひんやりとした部屋で 一人聞こえないふりで
まるでこの恋のように 夏と去りゆくかすがい

[S]
僕は置いていくよ 溶けだした君と恋
味気ない氷のよう 大人になってしまうよ
身体中しみるまで 大切に頬張って
噛み砕いてしまっても 誘惑は夏のせい


[S]
僕は置いていくよ 溶けだした君と恋
味気ない氷のよう 大人になってしまうよ
かなしさを生むのなら アンコールがないのなら
徒然に身を任せ さよならは夏のせい

[S]
君は走り出すよ 斥力を味方にして
僕は見送りもしない 心とは裏腹に
同じ夏 同じ熱 溶けだした I love you
僕たちは言えなくて 遠ざかる夏を想う

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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夏氷

夏の終わりを惜しむ、無邪気さと仕方なさをイメージしました。
ひとなつの憧れ。
大人びているようで、どこか幼い内心を描くよう心掛けました。

http://piapro.jp/t/WMp5

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投稿日:2017/08/25 12:15:25

文字数:517文字

カテゴリ:歌詞

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