あまりに広く 途方も無い青に

目眩がするみたいだ

空を駆ける 羽なんてないから

届かないものばかり



いつの間にか 手にしてた優しさの

生まれてきた場所 尋ねたら

誰もが持ってる 痛みの記憶から

にじむように 溢れだしていた



イカロス、偽物でも

はばたいたならその手は風を起こせるはずさ

誰かが君を笑う

そんな 声でさえ背中を押す力に



飛び立つ 勇気に変えて



「約束」は檻 「運命」は逃げ

言い訳重ねてきた けれど



いつの間にか 手にしてた強さが

どこから来たのか辿ったら

夜のさみしさに ひとり震えていた

孤独が育てたのだと知った



イカロス、その翼を

手に入れた理由なんてもう忘れてしまっただろ

いつかのあの迷いは

きっと さまよえる誰かの手を引くため



昨日の 歩みがある



踊ろうか 柄でもないけれど 荷物下ろし

いまはかっこつけて、泣きながら笑ってみよう



イカロス、偽物でも

いつかはその翼で



イカロス、その翼で

はばたいたならその手で風を起こせるはずさ

いつかの君に告げる

またね この風が吹くたびに思い出す


青空 駆けゆく夢を

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ディア・イカロス

閲覧数:72

投稿日:2017/09/17 17:06:35

文字数:531文字

カテゴリ:歌詞

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