ある日私は生まれ落ちた普通の人の中にひとり
混じる異端者こそが私これが全ての始まり

ここに立っているだけなのに見下されたり避けられたり
悪いことはしていないのに「お前のせいだ」と言われたり

“異常”の烙印を押されて劣っているんだと言われて
こんな毎日もう嫌だそう思うのも無理ないな

何度涙を流しても今日も無理矢理抑えられ
何度声上げ叫んでも今日も無理矢理抑えられ
私の声は届かず理不尽なまま生きてゆく
本当に悪いのはどっちだい？悪いのはきっと私だろう

ある日僕は変わろうとした新しい自分になりたくて
醜い記憶に蓋をして元々の自分を隠して

大嫌いな元々の自分が隅に追いやられて
泣き叫ぶのも気にせずにもう一人の自分は生きる

新たな自分をつくり元の自分を縛って
全て抑え殺すうち心がボロボロになり
感情が消え無くなればどんな刃物が襲っても
傷つくことは無くなり平穏に生きれるのに

批判の嵐に揉まれても自分を縛って過ごしても
今日も僕は生きられないどう生き抜けばいいんだろう

こんな厳しいこの世界そこに生まれ落ちた僕
何でここで過ごすのだろう何で僕は生きるのだろう
僕をここまで狂わせた人が憎くてたまらない
復讐の意味も込めて僕はホームに降り立った