つくしが顔出す
季節真近の妙な麗らかさに
記憶の焼け跡誘われ
またいたずらに傷口をなぞる

卒業したらもう会えないからって
やっと言えた「好き」も
一瞬宙を泳いで
砕けてこぼれた

まだ雪溶けきれぬ坂道を走る
あの苦い想いも
春の青空に溶かして
まだ芽も膨らまぬ並木坂走る
君を追いかけて
消しきれない気持ち思うたびあうあうあ

机のひきだし、卒業写真
君が笑ってる
右端に使われずたまった
レターセット
またぶり返す

卒業したらもう会えないからって
したためたラブレター
母親に読まれて
その場に崩れた

まだ雪溶けきれぬ坂道を走る
あの黒歴史も
春風に乗せ飛ばして
まだ芽も膨らまぬ並木坂走る
君を追いかけて
消しきれない痛み思うたびあうあうあ

卒業したらもう会えないからって
やっと言えた「好き」も
一瞬宙を泳いで
砕けてこぼれて

もう雪の残らぬ坂道を走る
叶わかった想いも加速する力に変えて
目の前を覆う君の影を超えてゆく
決して振り向かずに
君が遠くなるのを心で感じて
桜吹雪舞う坂道走る
新しい街で
僕の思い飛ばして
もう君の残らぬ坂道を走る

まだ見ぬ未来にはやる気持ち弾ませて


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

雪溶けきれぬ坂道を

閲覧数:246

投稿日:2013/01/20 06:35:57

文字数:502文字

カテゴリ:歌詞

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