午後七時 傘も差さずに歩きだした
どうすればいいかもわからずに
自分の中の綺麗なものを信じた
明日の方向はどっちだろう
涙なんて 拭かなくていい
だって雨が流して濡れたアスファルトに溶けていくから
あぁ溺れさせてレイニーブルー
訳も分からずに走り出したんだ
あぁ教えてよレイニーブルー
僕らはそれを愛と呼べなかった
濡れた青を僕らは黒だと思っていたんだ
誰かが言った 止まない雨はないと
勝手に決めつけないでほしい
雨音を 聞いていたかった
アスファルトに溶けた僕たちは一体どこへ行くんだろう
どこへ行ったのレイニーブルー
昨日の場所すら見失ったんだ
行かないでくれレイニーブルー
何にもなれずに今日を彷徨った
濡れた青を僕らは黒だと信じていたんだ
濡れたアスファルトから石の匂いがした
それが雨の匂いだって知らなかった
教えてほしかった
あぁ溺れさせてレイニーブルー
全てを知って立ち止まった
あぁ教えてよレイニーブルー
僕らはそれを愛と呼びたかった
濡れた青に僕らは溺れていたかったんだ
さよなら 僕らの青
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