【A1】柔らかい陽射しに意識を預けて
眠る君にひとつ口付け落とした
窓の縁彩る桜色の夢
透明な真昼の月

【B1】花盛り 咲きゆくは恋

【S1】そばにいたい、と息を交わして
髪を撫でる風 薫る甘い毒
春に狂った僕は愚かだ
ひとしずくの涙だけを忘れてる


【A2】残酷に艶めく刃先に似ている
白魚の指先 突き刺す心臓
淡いまま紛れる桜色の君
見つめ合い手を伸ばした

【B2】花曇り 吹き揺るは恋

【S2】そばにいたい、と熱を交えて
噎せ返る刹那 絡む赤い糸
春に惑った君はうつくし
ひとしずくの涙だけを忘れてる


【B3】花霞 舞い散るは恋

【LS】そばにいたい、と願い交わして
安らぎは遙か 触れる苦い蜜
春に翳った君の儚さ
ひとしずくの涙だけを忘れてる

ライセンス

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春のケモノ

春の恋って恐ろしいな、って詩です。

閲覧数:178

投稿日:2016/02/16 20:30:25

文字数:333文字

カテゴリ:歌詞

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