君と出逢ったよ 海(ここ)から
始まるはずだった
少しだけこの世界も 
彩づくと思ったのに

希望色した薬は 勇気だけ置いて逝った
飲んでしまっても きっとね
僕は歩けない

信じてみたかった
そんな日もあったよ
今ではもう その日々さえ
嘘にしたいの

誰も居ない浜辺から
君に歌を贈ろう
少しだけかもしれないけど
感謝だってしてるよ
泡になる朝が来たら 
何処かで夢が咲くような
そんな大きな詞を書いてみたけど
・・・嘘だからね


君が消えて逝った 街(ここ)から
歩き出すはずだった
戸惑いながらでもいいと
明日を見ていたのに

絶望色した薬は持っていないけど
飲まなくても もう 朝がね
僕を迎えに来るよ

「信じてみようかな」
そう思った時には
今ではもう 過ぎた日々の
後悔しかないの

僕だけがいる浜辺から
君に歌を贈ろう
届かないかもしれないけど
想い出も泡にしよう
歩くには 遠すぎて
追いかけることも出来なくて
「勇気だけじゃ 駄目でした」
・・・そろそろいかなきゃ。

何時か夜が来たら
この海で逢えたとしても
話しかけてきたならね
金のナイフで刺すけど

誰も居ない浜辺から 君に歌を贈るよ
少しだけ地上もね
楽しかったかもね

・・・それじゃ さよなら。

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浜辺に響く最後の歌

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投稿日:2017/04/30 00:20:26

文字数:541文字

カテゴリ:歌詞

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