はやる塩梅と感情不足 響き渡るは豪者の悲鳴
思い詰めてる店の招き猫 そこらそこらで愚痴をこぼしてる

響く 夕焼けに消えたこだまと 涙零した劣等感が
影に隠れた冷たい地面で思い思いに息を殺してる

みんな夢を見てる 語り忘れた街裏 裏返して
伝えきれなかった 数々の物語がその場で唄う

忘れていく 大切なもの 都合のいい言葉と尊げな私情
宝物 そういつまでも 約束したその手で投げ捨てられて
「本当は泣き虫なんだ」届かないよ 気持ちを分かってほしくて
悲しみはまた途切れていく 虚ろげな街裏で今日も影の中

黙る高架下 逢瀬の誓い 位相のずれた価値観連れて
人混みの中 誰を探してる?
紫色の信号が変わる

すすけた天秤 傾き倒れ
想いはどこに? 想いはここに
忘れててもいいから 忘れててもいいから
ふとした時には

みんな夢を見てる セピア色に焼きついた幸せを辿って
どこか響く 数々の物語の温かい音

忘れていく 大切なもの 都合のいい言葉と尊げな私情
宝物 そういつまでも 約束したその手で投げ捨てられて
感情がまた混じっていく わからないよ 気持ちが遠くにあるようで
あべこべな意識線上 からまりは解けずに強度を増して

続いていく そういつまでも 夕焼けに作られたこの街の裏で
存在を悟られぬよう 窮屈な体勢で 体育座り
「本当は泣き虫なんだ」届かないよ そこには誰もいないから
忘れられてる存在は いつかの記憶と共に 今日も影の中に





ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【歌詞】夕暮れ街と、残骸

歌詞です。動画はこちら→http://www.nicovideo.jp/watch/sm17247428

閲覧数:176

投稿日:2012/03/15 10:29:18

文字数:630文字

カテゴリ:歌詞

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