『雨降りでも鳥は飛ぶ』


 雨の町を歩きながら
 強くなった気がしてた
 傘の下に潜り込んで
 雑音はヘッドフォンの向こう
 明日は晴れるかな

 僕の手ほどの
 小さな小鳥
 冷たい雨に
 羽を濡らしながら
 僕の前を飛んでいった

 今はまだその意味も
 上手な言葉に出来ないけれど
 小さな翼
 折れないように
 祈っていたこと
 僕は忘れない


 新快速を乗り過ごして
 重くなった愛の言葉
 車窓叩く雨の粒は
 荘厳なクラシックの調べ
 明日もどうせ雨

 僕によく似た
 ビニール傘は
 激しい雨に
 骨を折られながら
 人の波に飲まれてた

 今はまだその意味を
 上手に拾えはしないけれど
 見慣れた景色
 負けないように
 歩き出したこと
 僕は忘れない


 僕はあの小鳥ほど
 上手に飛べやしないけれど
 雨降りの中
 君と同じ空
 見上げたことを
 今も覚えてる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

雨降りでも鳥は飛ぶ

最近、雨続きで鬱陶しいけど、案外嫌いじゃないわよ。

というわけで、久しぶりに戻ってきた更新は、見たまんまの歌詞。
結構な暴風雨の日に小鳥が飛んでるのを見て、なんか今更しみじみと「鳥ってすごいなぁ」と思いました。しかしそんな中で電車を待っていたわたし含む人間たちも、割とがんばってるよね。……よね!?(汗)


というわけで、曲を付けてやろうという勇者様がいらっしゃいましたら、ピアプロ上で僕と握手っ!あーしーたてーんきになーあれっ♪

閲覧数:500

投稿日:2017/02/24 17:30:51

文字数:395文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

  • 関連動画1

  • あんず

    あんず

    その他

    初めまして、あんずと申します。
    こちらの「雨降りでも鳥は飛ぶ」の詩にぜひ曲を付けさせて頂きたいのですが宜しいでしょうか?またその際、メロディーに合わせ少しの変更は可能でしょうか?ご検討下さい。宜しくお願いします。

    2017/02/24 16:46:53

    • 電波屋たまゆら

      電波屋たまゆら

      はじめまして、電波屋たまゆらと申します。
      このたびは、お声がけいただきありがとうございます。たいへん光栄です、ぜひよろしくお願い致します。
      また、字数の変更もまったく問題ございません。微細なものであれば、あんず様の方で変更してお知らせいただいても構いませんし、もしご指定の字数があれば、それに合わせてこちらで新しく書くことも可能なので、お気軽におっしゃってくださいませ。
      どうぞよろしくお願いいたします!

      2017/02/24 17:29:45

オススメ作品

クリップボードにコピーしました