ぬるくなった缶コーヒー
ポケットにしまい込んだ
あなたはずっと笑わないから
歩く距離は半歩空いたままだ

蜃気楼みたいに掴みどころがなくて

猫顔のあなたが笑う
いつか手が届くと思ってた
猫顔のあなたが笑う
「僕らは偽物だね。」

幾度か冬を超えて
寒さも少しは慣れたけど
描いて演じてみても
ナニモノにもなれない
僕は誰だ

知りすぎることが怖いと理由をつけて

猫顔のあなたが笑う
ゆらり揺られてどこか遠くへ
猫顔のあなたが笑う
あなたは嘘つきだね

何度言葉にしても薄いんだ
一歩踏み出すこともできず
さよならだ

猫顔のあなたが笑う
僕らは二度と会えないから
猫顔のあなたが笑う
「僕らは偽物だね。」

「あなたは化物だね。」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

零落

閲覧数:335

投稿日:2017/12/15 04:36:58

文字数:317文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました