とある街の とある路地裏
黒くよごれた ひとりの少女
ひざをかかえて 小さくなって
か細い声で ないている
泣き声で紡ぐメロディーに
街ゆく人は 気付きもしない

「どうして泣いているの?」
頭の上 大きくかけられた声は
はじけるように 明るかった

まっくろな少女の目の前に
まっしろな笑顔の少年
中和されたオフホワイトの視界
それはそれは きれいでした


見上げる少女 微笑む少年
差しのべられた あたたかい手
おおつぶの涙が 最後にひとつぶ

「きみはひとりじゃないよ」
小さな手で 少女の手を引いていく
「だって 僕がいるから」
空に大きく響く声 もう一度
少女の大きな 泣き声と共に

世界がふたりをつつみました

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

S.Story

リンレンイメージというか、リンレンになにか
歌ってほしいなーと思って作ったものです。

今つらいことばかりの人でも、それを助けてくれる人はきっといる。
だから諦めないで精一杯生きてほしいです。

閲覧数:34

投稿日:2011/01/08 16:36:26

文字数:312文字

カテゴリ:歌詞

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